UK(3)ウィンザー城

ウィンザー城へも行きました。
ウィンザー城は、日本の皇居のようなもので、現在もエリザベス女王陛下が使用されています。

ウィンザー城へは、Waterlooから電車で。このとき切符の種類を間違えて買ってしまって、帰りが大変でした..。改札を通ろうとすると、ゲートが開かない!あ...切符間違えたのね...どうしましょ、罰金かしら...と思いつつ、駅の方に困った顔をしながら、間違えてしまったことを伝えるとゲートを開けてくれました。あとで、他の方にそのことを言ってみたら、これはなかなかめずらしいことらしいです。イギリスには、日本のように乗り越し精算というものがなく、間違えた場合は罰金を支払う場合もみたいです(参考)。いい人でよかった!呆れながら開けてくれましたが。僕は童顔なので、子どもが間違えたと思われたかも知れません。ちなみに往復はreturnですよ!笑
ということで、ウィンザーですが、こぢんまりとした気持ちのいい街でした。春か初夏の暖かい日に、ゆっくりとするのにとてもよいと思います。豊かさを感じました。イートン校にも行きたかったのですが、6日間滞在の最終日に行ったので、若干疲れ気味で、そこまで廻れませんでした。ウィンザー城に着いたとき、近衛兵の交替式が始まったところで(11時から)、あ、ちょうど見れるじゃん!と思いきや、ウィンザー城は女王陛下が利用されるのでセキュリティチェックが厳しく、それなりに込んでいたこともあって、入るのに1時間ほどかかり、入ったときにはすでに終わってしまっていました。残念。ウィンザー城の中にはThe Royal Collectionというギャラリーがあって、まさにRoyal Collectionです。展示数が多く、とても込んでいてけっこう疲れました。
では写真...ですが、ウィンザーの街の写真がありません。思っていたより疲れていたようです。すみません。

これがウィンザー城の外壁です。




ここから敵を撃っていたのでしょうか。


左側の写真はSt. George's Chapel(セント・ジョージ礼拝堂)で、ここのステンドグラスが本当にすばらしかった。
この礼拝堂には、チャールズ1世などが永眠をしております。no pictureでした。
ウィンザー城のなかでは、こういうのも見られます。

ロンドンからそれほど遠くないので、興味がありましたらぜひ行ってみて下さい。でも、切符は間違えないでくださいw

UK(2)オックスフォード

イギリス滞在中オックスフォードへ行きました。あのOxford Universityのある街です。まぁ正確には、Oxford Universityの中に街があるといった感じです。日本とは大学の組織構造が違っていて、Universityはcollegeを統合する、象徴的なものみたいです。僕にもよくわかりませんが笑 ハリーポッターをご存じの方は,あの寮がcollegeに相当する、と考えればいいみたいです。

オックスフォードへはcoachという、長距離バスでいきました。電車でも行けるようですが、バスのほうが安いです。乗り場はVictoriaの近くです。オックスフォードは本当に気持ちのいい街です。あんな環境で学べる学生が、とても結構うらやましかったです。
ということで、写真です。

Oriel College

これがCollegeです。こんなところで勉強できるなんて...羨ましい。
ここは教会といっしょになっています。



Great St Mary's Church(聖メアリー教会)

この教会は、塔の上へ行くことができて(有料)、オックスフォードの街並みを一望できます。

この塔の上へ行けます。

なかなか狭いところを通ります。

Bodleian Library(ボドリアン図書館)

ここはハリーポッターの撮影にも使われた図書館で、ツアー付きで館内を廻れます。
オックスフォードの学生は、図書館として使っているようです。羨ましい!


オックスフォードで1つ失敗したのは、帰りのバスの時間です。たしか10時について、20時ぐらいに帰るようにしたのですが、それほど大きな街ではないので、長くいても行くところがありません...。で、最後のほうはパブに入って時間を潰していました。写真のケーキはそこで一緒に行った人が頼んだもので、チョコレートのスポンジにチョコレートのクリームが挟まり、チョコレートのソースがかかっていますw 2人でも食べきれませんでした。ちなみにパブにいたらオックスフォードの学生と思われる人々が10人ぐらい入ってきて、何かの打ち上げか?というぐらいの馬鹿騒ぎをしておりました。顔とかTシャツにいたずら書きをしあってた笑
それといろいろなお店が(食べ物屋さんも)student料金を用意していて、お、国際学生証使えるじゃん!と思いきや、Oxford student料金でした...。

UK(1)大英博物館写真

jurunさんに触発され、今更ながらロンドンの写真をアップロードします笑
僕がイギリスへ行ったのは2010年の10月の前半...細かい部分は、もう記憶の彼方へ飛んでいってしまったので、どこの写真かだけを書きます。
とりあえず大英博物館
大英博物館は、とてつもなく巨大で、とても1日では廻れません。で、僕は個人的に歴史が好きなので、2回に分けていきました。
1回目は1階の展示、2回目は2階以上の展示を廻りました。それでもじっと見ていると、かなり疲れてしまって、2日間でようやく半分見れたかなぁというところです。1つの歴史に絞って、学ぶのがよいのかな、と思います。では写真です。あ、日本の博物館と違って、向こうでは写真が自由に撮れます。[Don't touch]と書かれていますが、みんなぺたぺた触っていますし、特に注意もされません笑

1日目

ギリシャ・エジプトを中心に廻りました。

ロゼッタストーン。これはさすがに触れません。

2日目

アジア展示を中心に廻りました。ミイラの展示室も廻ったのですが、日本人の団体客と中国人の団体客と地元の中学生?(日本でいうところの課外授業中らしく展示物の絵を書いていました)で大変混み合って、写真も撮れず、ちょっと気分が悪くなりました笑


こんな風に階段にもさらっと展示されています。

で、2日目の後、周りを散歩して、フィッシュアンド・チップスを目当てに、フライヤーズ・デライトという、名前の通りの揚げ物やさん?に行きました。こちらが参考になります。
少し席もありますが、空いていなかったので、take awayで買って、近くの広場で食べました。
ここのフィッシュアンド・チップスはうまかった...ただし...チップスが半端な量ではありません。お気を付け下さい笑僕は食べきれませんでした。
それと、お店の方がちょっと恐いのが注意です。

ロンドン2日目とThe Phantom Of The Opera

ロンドン2日目の10月5日に、The Phantom Of The Operaへ行ってきました!
まずはチケットを手に入れにthksへ。thksの最寄りはLeiceter Squareですが、
乗り換えが面倒だったので、picadilly circusから歩いて行きました。
といっても全く遠くなく徒歩5分程度で到着。見てみると何人か並んでいました。

ボードを見てみると、Phantomのチケットがあるのがわかります。

ちなみにLove Never Diesもあります。
火曜日はマチネとソワレの両方があるのですが、マチネにしました。
ソワレまでふらふらして疲れている状態で観たくなかった、というのと、
マチネのほうが空いているだろう、と思ったからです。
窓口での会話はこんな感じででした。
nammu:"ファントムのチケットありますかね?"
man : "あるよ。14:30と19:30のがあるよ"
nammu : "14時のほうで"
man: "席は38パウンドと48パウンドのがあるよ"
namuu : "...(どっちのほうがいいんでしょうと悩む)"
man : "48はこのへん、38はこのへん(簡単な図を書いてくれる)"
nammu : "48 thiket, Please.(明らかに48のほうがよかった)"
ということでカードで支払い、無事にチケットを入手。よしよし。
ここまで10時です。開演まで時間があったので、とりあえず
Her Majasty's Theaterを確認し、picadilly circusらへんを
うろつくことにしました。
無事にHer Majasty's Theaterは
発見でき、とりあえず写真を。

写真の後さまよっていると、National Garallyをすぐ近くで
発見し、そこへ行くことに。

National Garallyは13世紀〜20世紀前半の絵画を網羅的に展示しているGarallyで、
もともと僕は絵画を見るのが好きなので(100%素人ですが)興奮気味に入っていきました。
(料金は無料です(イギリスのほとんどの博物館・美術館は無料です))。
最初はかなり感動していたのですが、1時間ぐらいしたら疲れてしまった
ので、出ました。
ちょうど12時ごろだったので、PERTというお店(これはロンドン中にあります)でサンドイッチを買って、
昼食を。
まだ少し時間があったので、もう一度劇場付近をふらふらし、14時前に劇場へ。
すでに開場されていました。
中に入り、とりあえずプログラム(5 pounds)とキャストプログラム(3.5 pounds)を購入。

プログラムを売っているお姉さんの声がすごーくドスの聞いた
声でちょっとびびりました。で、僕の買った席(stall)は
入口から階段を下ったところにあるので、とりあえず階段を下ると、バーが
ありました。何も買いませんでしたが、いろいろな種類のお酒がありました。
で、階段を下った時点では、ホール(phantomを上演するところ)はまだ開場さておらず、
そこで時間をつぶし、10分ぐらいしたら開場されたので、中へ入りました。
席は前から3列目!
さて、Phantomです。結構いきなり始まりました。
僕は四季のオペラ座を観たことがないので、初めて観ます(映画は見ましたが)。
見終わってみて、もう圧倒されました。
僕の英語力では聞き取れないところはたくさんあったのですが、
すごーーーくよかったです。熱い暑い。
体が火照るほど、見ていて興奮するものがありました。四季の舞台の作り方と比較すると
歌よりも演技のほうに明らかに力点が置かれています。
特にファントムとクリスティーナはかなり感情的です。
ファントムは常に発狂。たぶんあそこまでやると、四季だったら浅利先生に怒られるだろうな、
とか思ってみたり。それに生演奏なので、役者との呼吸がとてもよいのです。
うん、やはり生演奏がよいですね。
ところで、クリスティーナ(ポルトガル出身のようです)ですが、
超小顔でかわいらしく、そしてなんと言っても、、エロい。もうエロすぎる(笑)
序盤のThe Phantom of the Opera~The Music of the Nightは、(こういう表現はどうかなぁと思いますが)
ファントムとの絡みがすごくって、もうやっちゃってるような感じでした。
そしてイってしまった。ほほほ。日本人にはああいうのは無理だろうな。
さすが本場だなぁと実感しました。
さて、phantom終演後は特にあてもなく周辺をふらふら。
Lion KingやLove Never Diesの劇場を見つけました。
また、ビックベンやロンドン・アイを見て、21時頃になり、2日目を終えました。

歩きすぎて疲れていて、帰ってきてすぐにシャワーを浴びて寝ました。
もう1回見たいなぁと思いつつ、でも他にも行きたいところがあるしなぁ..。
どうしようかなぁと思っています。もしかしたらもう一度何かを観に行くかも知れません。
結局見に行きませんでした。

ロンドン1日目

成田空港から、VS901便で11時間以上かけて飛行機でロンドンへやってきました。

11時間は長かった...。機内食(天ぷら丼)の油がひどくって、気持ち悪くなって、大変でした。
とにかくロンドンへやってきました。町並みにすごく感動しています。
時差は9時間で、現在は4日21時ぐらいです(日本は5日5時ぐらい)。
ロンドン時間16時前に着いたのですが、思っていたよりも寒くないなぁ、油断していたら今はやや寒い。
たぶん10度前後でしょうか。
どこかのレストランに入ろうとしたのですが、ちょっと気まずくて入れず。スーパーでチキンサンドとチキンサラダとチョコレートを買って、ホテルで食べました。これにエビアンを2本買って£6(800円弱)ぐらい。思ったよりも高くなくてよかったです。ただ、せっかくなのでギネスでも買おうか、と思って、値段を見たら£6.5!これはさすがに買えませんでした。
明日からはフィッシュアンドチップスやら、レストランやパブに行きたいと思います。
レストランはあたり外れが大きいらしく、£40以上でもうまくないところもざらにあるようなので気をつけたいと思います。

ちなみに、スタバはwifiを垂れ流ししている訳ではありません。
スタバUKのカードを持っている人だけが使えるようになっています。
僕はちょっとした幸運に恵まれてスタバで使えるようになっただけですw

Dialog in the Darkへ行ってきました!

twitterでもちらほらとつぶやきましたが,ダイアログ・イン・ザ・ダークへ行ってきました。
初めてです。外では真夏の太陽がぎらぎらと照りつける中、真っ暗闇の中へ突入してきました。

そもそもダイアログ・イン・ザ・ダークとは

ダイアログ・イン・ザ・ダークとは...簡単に言ってしまえば真っ暗闇を体験するものです。もともとはドイツ生まれで、発案者はアンドレアス・ハイネッケという方で、哲学の博士号を持っていらっしゃるようです。で、照明を完全におとし、真っ暗闇の中で、いろいろなことをしてみましょうというものです。真っ暗闇なので、当然目は使えません。声が大切です。だからこそDialogです、と勝手に書きました。もちろん声以外でのdialogも大切です。

暗闇で何をしたか

このイベントは季節によって内容が変わります。内容とは、暗闇の中で何をするか、ということです。今は夏ですので、「キャンプ」をしました。一緒に回ったのは8人のグループです。これは決まっているようです。僕の組は女性グループ2組、カップル、女性1人、僕1人でした。時間は90分間です。
で、開始の時間になって、8人で集まり、まずアテンドの方の紹介があります。アテンドの方は視覚障害者の方で、いわばプロです。そして、軽く顔合わせをして、中へ入っていきます。急に暗くなると目がなれませんので、最初の部屋は薄明かりです。最初の部屋では「白杖」(はくじょう)を選びます。視覚障害者の方が使っているあれです。自分にあったサイズを選んでください、ということで、1つ選びます。全員が自分の白杖を選んだら、次の部屋へ行きます。ここは、最初の部屋よりもう少し暗いです。まだ顔は見えます。ここで1度座って、アテンドの方が注意点などを話します。まぁ雑談に近いですが。そして!暗くなります。1度暗くして、さらにもう少し暗くします。いまいち違いがわかりませんでしたが、とにかくこれ完全に暗くなったようです。暗くなったら、自己紹介です。暗くなってから自己紹介、というのがいいですね。ほんで、名前を言って、呼んでほしいニックネームを自分で付けます。今後暗闇の中ではこのニックネームで呼び合います。呼び合います、というより、手を伸ばして他の方に触ったときに、「〜〜です!どなたですか??」って感じです。僕のニックネームは...ここでは内緒にしておきます(笑)。自己紹介が終わったら、カーテンをくぐりキャンプ場へ向かいます。この時点ではもう真っ暗なので、最初の入り口さえわかりません。なので、まずはアテンドの方が、前の方にいる方に入り口のカーテンを掴ませ、そこから近くにいる次の方に「ここが入り口のカーテンです」と手をとって、教え合います。みなさん暗闇なので、「あ〜わからん!」とか「怖い!」言いつつ、はしゃいでいらっしゃいました(笑)。僕も手を取られ、次の方の手をとって、おそるおそる中へ...ここから先の内容は、興味のある方はご自分で試してみてください。
中にはいろいろなものがありました。道具を使って遊んだりもします。もちろん真っ暗闇の中で。
近くの人は触って、位置を確認します。「~~です!誰ですか??」と大きめの声を出します。もぞもぞ言っていたら何もわかりません。また遠く相手の位置を知るのは声の方向だけです。耳や他の方の位置(存在を感じます)を頼りに前へ前へ進んでいきます。普段目ばかりを使っていると、わからなそうですが、意外とわかるものです。へぇ人間もなかなかすごいなぁと関心してしまいました。
最後にカフェで飲み物を飲みます。いろいろな飲み物があり、アルコール(ワインとビール)もあります。ワインだけ300円で、他は200円です。もちろんカフェも暗闇です。僕はジンジャエールを飲みました。ウィルキンソンジンジャエールでした。他の方はウィルキンソンジンジャエールはちょっとだめだったようで、その方からお残りをちょうだいして、よくばって3本も飲んでしまいました。みなさん耳がよくなっているので、げっぷの音もよく聞こえそうです(汚くってすみません笑)。でもなんとか我慢しました。ここで、少しまたーりとします。カフェらしく。で、飲み終わり、片付け終わると、キャンプは終了です。入ったときと同じように薄明かりの部屋へ入り、顔が見える状態でお話をして、一番最初の部屋(受付があるところ)へ戻ります。地上から来たときはぎらぎらの太陽から下ってきたので、暗く感じましたが、今度は少しまぶしかったです。いっしょに回った方々とお話をして、ダイアログ・イン・ザ・ダークは終了です。

個人的な感想として

ありきたりですが、目以外の感覚の鋭さに驚きました。耳、鼻、手の感覚が、目を使っている状態より少し上をいきます。(びんびんになるわけではありません。それには鍛錬が必要ですので。)で、キャンプで驚いたのが、野菜の形です。本物のジャガイモとタマネギが用意されているところがあるのですが、それに触ったときに、「おぉこんな形だ!」と驚きました。感動に近かったです。普段触っているものも目の情報にかなり左右されていて、実は触っているとはいえないのかもしれない、とも思ってしまいました。また、人の肌の触れあいの気持ちよさというか、温かさというか、そういうものもかなり感じました。暗闇で、手を握るとちょっと不思議な感覚です。こうやってブログを書いているのも目で見ながら書いているわけですが、目以外の感覚も大切にしないといけませんね。そういった気づきがこのダイアログ・イン・ザ・ダークの最大の魅力とも言えると思います。暗闇の中での他人との対話、また自分の忘れてしまった感覚との対話、そんなものに興味のある方はぜひ参加してみるとよいと思います。
このイベントでは比較的に自由に動けますが、それでも制限された範囲で近くに頼れる人がいる中で動くので、やはり安心感があります。ですが、視覚障害者の方がどこか知らない駅や街をひとりで歩くとき、どれほどの恐怖なのだろう..と考えさせられます。どのような障害者の方にとってもそれは同じです。僕らはもそういう弱者の方がしっかりと優先される社会をもう少し考えなければいけないのでは...。そういう価値観の転換も、このイベントは与えてくれます。

僕も季節が変わったらまた参加してみたいなぁと思います。また、子どもがいるととても楽しいようなので、子どもが参加しそうな土日に行ってみたいと思います。