半年ぶりのキャッツ観劇レポート

5月22日に大好きなキャッツを観劇してきました。土曜日ということもあり、「満員御礼」ってやつですね。
前回が12月30日だったので、およそ半年ぶりの観劇でした。ここまでキャッツが空いたことは初めてです。いや、四季を観劇するようになってから1年しか経ってませんが...笑
ということでざっくりと感想です。

キャスト

グリザベラ 早水小夜子
ジェリーロラム=グリドルボーン 朴 慶弥
ジェニエニドッツ 鈴木由佳乃
ランペルティー 石栗絵理
ディミータ 団 こと葉
ボンバルリーナ 西村麗子
シラバブ 江部麻由子
タントミール 高倉恵美
ジェミマ 齋藤 舞
ヴィクトリア 斉藤美絵子
カッサンドラ 井藤湊香
オールドデュトロノミー 橋元聖地
アスパラガス=グロールタイガー/バストファージョーンズ 飯田洋輔
マンカストラップ 福井晶一
ラム・タム・タガー 芝 清道
ミストフェリーズ 松島勇気
マンゴジェリー 川東優希
スキンブルシャンクス 岸 佳宏
コリコパット 花沢 翼
ランパスキャット 高城将一
カーバケッティ 齊藤太一
ギルバート 入江航平
マキャヴィティ 桧山 憲
タンブルブルータス 松永隆志

さてはて

今回とても楽しみだったのが、芝さんタガー。マンカストラップでは何度も観ているのですが、タガーでは初めてです。
いやぁぁぁ自由!フリー!フゥー!!って感じのタガーです。よくわからない表現になっていますが、ほんとにそんな感じです。まず登場から自由です。奇声で出ます笑。その後もヒュー!って感じで自由に歌い上げます。しまいにはお客さんにチュウまでしちゃってます!おでこに...。ほんとにしたかどうかは見えませんでしたが。歌でこの調子なので、最後はもういっちゃいます!爆発です!それは言い過ぎですが笑、とにかく自由なタガーでした。何度噴き出しそうになったか。
さて、福井さんのマンカストラップも実は初めてです。福井兄貴は最高です。マンカストラップの中でも一番好きです。とてもニュートラルに猫たちを引っ張っています。そして体格的にも、マンカストラップのイメージに一番しっくりきます。歌もうまい。何よりも福井さんがいいなぁ〜と思ってしまったのは、マキャビティとの対決のシーンです。マキャビティに向かっていく姿がたまらなくかっこいい。「マンカス兄さんがんばれ!」と応援してしまいました。WSSでも感じたのですが、福井さんは"仲間"というものを意識するのがとてもうまい。やはり本人が意識しているかどうかは別として、野球部出身という経歴が関係しているのでしょうか。とにかく、福井さんの仲間を守るときの演技は最高です。そういう意味でもマンカストラップははまり役ですね。
個人的には鈴木さんのジェニエニがとても好きです。元気です。声の大きさがいい。ばかでかい、というのではなく、気持ちのよい声の張りの大きさです。やはりゴキブリを教育するにはあれぐらいの元気でないと。
今回「おぉ」と思ったのが江部さん。ものすごくかわいらしいシラバブです。こりゃ雄猫はたまらんで〜って感じのかわいらしさがあります。ただ....歌が...何というか...薄い...。今月のアルプに江部さんが載っていて、「歌が苦手」と書いてありますが、やはりね...と思ってしまいます。「デイライト〜夜露を払い〜」だけはやけによかったのですが、他が...。かなり薄味です。今後に期待しましょう!
朴さんが前回観たときより余裕を持って演じられていてよかったです。斉藤さんのヴィクトリアも初見(のはず)ですが、さすが。きれいです。あの白さが際立つバレエのうまさを感じました。松島さんがかなりお疲れかなぁと思いましたが、根性でミストフェリーズを演じきっていました。もちろん相当なレベルで。ステッキを落とし、そこにあたかもステッキがあるようにコリコパット(ギルバートでしたっけ...??)が握りしめて飛んでいったのはご愛敬ということで笑。いや彼はマジシャンですからそれぐらいはできるはずです。
そしてそして早水さん...メモリーでは脳天がやられてしまった感じです。やっぱり早水さんですね。うん、うん。
脳天がやられたまま猫の挨拶を聴くと体が痺れるんですね(笑)。昨日初めてその現象に襲われました。息が切れてしまって大変でした...。
そういえば今回初めて横浜でC席で観劇したのですが、いぁ~ものすごいコストパフォーマンスですね笑。しかも一桁の列の90番(通路側)だったので,もうA席と変わりません。なんだか通路を挟んだA席の方に申し訳なくなってしまいました...。
今回はこれぐらいでしょうか。またC席でいい席が用意できそうならふらっと行きたいと思います。
キャッツ最高!!