ウィキッド観劇レポ

9月2日にウィキッドを観劇いたしました。私にとって、ウィキッドは2回目で、(おそらく)東京では最後の観劇です。

メインキャスト

グリンダ 沼尾みゆき
エルファバ 江畑晶慧
ネッサローズ 山本貴永
マダム・モリブル 八重沢真美
フィエロ 北澤裕輔
ボック 金田暢彦
ディラモンド教授 前田貞一郎
オズの魔法使い 飯野おさみ

感想

一言で言ってしまえば、やはりよかった!

江畑エルファバを見たのは初めてですが、江畑さん自体を見るのは、2回目です。初めて見たのはライオンキングのナラ役でです。(前回のエルファバは樋口さんでした。)
評判通りすばらしかったです。
江畑さんは地声が低いようで(ナラのときに思っていました)、高音部はまだちょっと...という気がしないこともないですが、その分低音のパワーはすさまじかったw
空気が押し出されるように声が広がっていく感じがしました。「自由を求めて」は、なんとなくですが、イディーナ・メンゼルに似ているような感じを受けました。(樋口さんのように"歌い上げる"のではなく"台詞を言う"という感じがしたから?)
グリンダ、フィエロは前回と同様、沼尾さん、北澤さんで、やはりよかったです。この2人はかなりの連投をされているにも関わらず、一定以上のパフォーマンスを見せてくださるので、安心して見ていられます。北澤さんはすこーし声がかれてしまうところがありましたが、それがでないようにうまく歌っていました。沼尾さんは高音もしっかりでていて、相変わらずコミカルで、(というか前回の観劇時よりコミカルで)、さすが「みんなに愛されるグリンダ」です。
山本ネッサ初めてです。とてもきれいな方で、やや童顔の江畑さんと比べると、山本さんの方が姉であるような気がしないでもない...。第2幕のエルファバがネッサのところにくるシーンでは、歩けるようになって「やっと自由よ!」かと思いきや、やはり報われきれない人生とそれに対する怒り憎しみがよくでていました。

千秋楽前なので、カーテンコールの熱気が(私も含め)かなり強烈で、全員スタンディングで6回?幕があがりました。また、沼尾グリンダの投げキッスに大盛り上がりでした。

しかし...ウィキッドって本当に皮肉が多いなぁ...とちょっと思ってしまいました。オズの言葉もそうですし、ネッサの最後のエルファバに対する態度(魔法が使えるなら私をなんとかしなさいよ!)とか...

とまぁなかなか散在な文章になってしまいましたが、東京公演2年3ヶ月お疲れ様でした!
濱田エルファバ見たかった...
(学生なので大阪にはいけません。。)