なぜ演劇はいまいちが広まらないか

会社に勤めている方からの言葉:

日本人は忙しい。
そうすると、例え四季のように夜やったとしても、定時に上がれないから、見ることが不可能になる。
飯を食うことはそんなに甘くないよ。

なぜ日本は演劇(特にストレートプレイ)が広がらないのかが、少しわかった気がする。
逆に言えば、いつも定時に上がれるようになれば、もう少し演劇が広まるのかな。

もちろん文化的な違いもあるとは思うけれど。

ここで、ついでなので、文化の視点からも書いてみる。
西洋では、聖書が基本になっている。
信じている信じていないに関わらず、社会が聖書をもとにして作られている。
聖書を読んだわけではないが、こんな言葉があることは知っている。

はじめに言葉があった、言葉は神と共にあった、言葉は神であった

すべては言葉である。だからストリートプレイでもすべて言葉になる。
台詞がすべてを動かす。
だが、日本では、言葉ではなく、「あ、あれね」「そうそう、あれだよ」
と無言の通信が発生する。「空気」と言ってもいいかもしれない。
この文化、というか習慣があるから、すべてを台詞にしてしまうストリートプレイにに違和感を感じてしまう人が多い(はず)。

日本が、もっともっと西洋化したら、ストリートプレイはもう少し流行るのだろうか。
いや、そもそも欧米ではストリートプレイはどうなんだろう...。
すみません、そこらへんは全くわかりません。

勝手な空想で書いてみました。

ストリートプレイが流行れば、劇団四季ももっと広まるんだけどな...。
ほとんどの人が四季がミュージカルしかないと思っている..。残念す。